こんにちは、ミトメです。
今回は焼きならしについて紹介します。
焼きならしは、圧延などの加工で発生するゆがみや残留応力を除去する熱処理です。
900度の高温で再加熱し空気で冷やします。
急速冷却で行わないため硬度が一定のまま組織の結晶粒が微細化し均質に整います。
焼入れや焼きなましの前処理として行われ、加工しやすくなり切削性や機械的性質
(耐久性)が向上します。
焼ならしは、二段焼ならし・等温焼ならし・二重焼ならしの3種類があります。
加工素材の目的で方法を検討します。
タスクフォースでは、鉄鋼製造に関する制御システムを得意としています。
それでは、次回お会いしましょう。