鉄のお話し㉖ 弾性加工

こんにちは、ミトメです。

今回は「弾性加工」についてです。

前回まで塑性のさまざま加工方法を紹介してきました。
塑性は外力をかけて元に戻らなく変形させる加工でしたが、
弾性は外力をかけても元に戻る変形の加工です。
バネやスプリングが代表例です。

鉄の加工は変形挙動が重要になります。
外力によって元に戻らなくなるポイントを降伏点と呼びます。

金属製品では弾性範囲(降伏点以下)で使用される前提で開発されます。
外力で変形しても元に戻る許容範囲の外力が明記されています。

それでは、次回お会いしましょう。