鉄のお話㉑ 押し出し加工

こんにちは、ミトメです。
塑性加工の1つ、押し出し加工についてです。

押し出し加工は、ところてん作りに似ています。
ダイから材料を押し出し、長い形状にしていく加工法です。
工具はコンテナ(入れ物)・ダイ(金型)・ラム(押棒)から構成されます。

1200度に加熱した丸ビレット(鋼片)をコンテナに入れて押出します。
さらにねじれ矯正などを行い、複雑な形状の製品や多品種少量生産の製品に対応します。
鉄鋼製造では熱間押出加工と言います。
使用するダイの形状によって何千種類もの製品が生産されています。

タスクフォースではこうした鉄鋼製造の制御システムを手掛けています。

それでは、次回お会いしましょう。