こんにちは、ミトメです。
前回に続き、今回も鉄のお話です。
溶融亜鉛めっきについてです。溶融亜鉛とは高温で溶かした亜鉛のことです。
鋼板は空気や水分に触れると錆びるため亜鉛めっきを行います。
亜鉛の犠牲防食作用(腐食させない作用)で高い防錆効果を持ちます。
亜鉛めっきには「溶融亜鉛めっき」と「電気亜鉛めっき」の2種類があります。
ここでは「溶解亜鉛めっき」について紹介します。
溶解亜鉛めっきは焼鈍した鋼板を亜鉛で溶融しためっき槽で漬けて表面処理加工します。
できあがった亜鉛めっき鋼板は耐食性が高く屋外用に適します。
建材・トタン・シャッターなど屋根や外壁・ガードレール・車足回り部品など幅広く
使用されます。
連続溶融亜鉛めっきライン(CGL)
鋼板表面を亜鉛めっきでコーティングするための設備です。
ラインは入側設備・めっき設備・調質圧延機・出側設備からなります。
めっき設備は焼鈍された鋼板を亜鉛を溶融しためっき槽で漬け亜鉛めっきを施します。
調質圧延機は鋼板の平面度を軽圧延で補正し光沢度を調整します。
タスクフォースは、こうした鉄鋼生産に関わる制御システムを得意としています。
それでは、次回お会いしましょう。