鉄のお話③ 高炉

こんにちは、ミトメです。

前回に続いて鉄のお話です。

今回は鉄鋼製品の元となる銑鉄(せんてつ)についてご紹介します。
この銑鉄を造る工程を製銑(せいせん)といいます。

銑鉄は高炉で造られます。
高炉の上から鉄鉱石とコークスを交互に入れていきます。
高炉の真ん中に炉心と呼ばれるコークスで出来上がった山があります。
下から熱風を吹き込んでコークスを燃焼させます。
炉の底は2000℃以上に達します。

この状態で化学反応が起きコークスから一酸化炭素が発生し上昇します。
一酸化炭素と鉄鉱石が還元(反応)されて鉄鉱石に含まれる酸素が除去されていきます。
これが溶銑(銑鉄が溶けた状態)となり炉底に溜まっていきます。
こうして出来るのが銑鉄です。

銑鉄は5%程度の炭素を含んでいて、もろい状態です。
次工程で炭素分を減らし強度な鋼(はがね)にしていきます。

それでは、次回お会いしましょう。