新人研修2022 No.40

こんにちは、タカハシです。
先週、研修内容の「インスタンス」を「インスタント」と言い間違え、
同期から「カップラーメン食べたいの?」と笑われてしまいました。
この経験から今後は間違えないに注意しようと思います。

本日は社外プログラミング研修で「Java」(13日目)を学習しました。
今回の内容は「オブジェクト指向の三大要素」です。

まず、オブジェクト指向は(新人研修2022 No.33を参照)
効率よくシステム開発するための設計思想です。
このオブジェクト指向には3つの重要な要素があり、
これらを「オブジェクト指向の三大要素」といいます。
Javaでの三大要素は以下の通りです。

1. カプセル化
カプセル化とは、外からのアクセスを制御する仕組みのことです。
カプセル化をすることで必要なデータにだけアクセス可能になり、
保守性の向上やバグに強いプログラム作成につながります。

2. 継承
継承とは(新人研修2022 No.38を参照)、
あるクラスを他のクラスに引き継がせる仕組みのことです。
継承機能を用いることでプログラムの再利用性を高め、
保守・修正を容易にすることができます。

3. ポリモーフィズム
ポリモーフィズム(多態性)は、
異なる動作を同じ処理で実現させる仕組みです。
例えば、「○○は▲▲のように鳴く」という簡単な例があります。
この場合、
「犬は"ワン"、猫は"ニャー"、アヒルは"クワッ"と鳴く」と
表すことができます。
ここでは最初の○○に動物、▲▲に鳴き声が入ります。
つまり、○○によって鳴き声が変わるという特徴を持ちます。
この特徴が「ポリモーフィズム」と呼ばれます。
ポリモーフィズムを活用することで、
開発者が把握すべき情報が最小限に抑えられます。

講義内では三大要素を含んだサンプルコードを扱いました。
三大要素それぞれにメリットがあり、動き方が異なるので、
しっかり把握できるようにしたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。
次回のブログもよろしくお願いします。