新人研修2022 No.33

こんにちは、タケダです。

本日は社外プログラミング研修で「Java」(6日目)を学習しました。

本日は、オブジェクト指向について学びました。
はじめに、「オブジェクト」について説明をしていきます。
オブジェクトとは、日本語に直訳すると「モノ」のことを指します。
「現実世界に在る物理的なモノ」もしくは、
「抽象的な事象をコンピュータ上で再現したモノ」、
また単純に役割を持ってグループ化されたモノがオブジェクトです。
現実世界にあるもので例えてみましょう。
「あなたがスーパーで、お茶と煎餅を買い物かごに入れた」
という状況の場合、以下のものがオブジェクトとして考えられます。
・あなた
・スーパー
・お茶
・煎餅
・買い物かご
人や場所などあらゆる物事をオブジェクトとして捉えられます。

オブジェクト指向とは、効率よく開発を行うための考え方です。
関連するデータや処理をオブジェクトとしてまとめ、
様々なオブジェクトを組み合わせてシステム全体を構築します。
オブジェクト指向を利用するメリットとは何でしょうか?
オブジェクト指向の根底にある目的は、
「人間が把握できるプログラム開発を実現する」というものです。
この考え方の基づいて「役割ごとのグループ化」を行うことで、
プログラム全体の把握のしやすさが向上することに加えて、
プログラムの変更・転用もしやすくなります。

今後研修でのJava学習は、オブジェクト指向がベースとなります。

次にクラスについて学びました。
クラスはJavaでオブジェクト指向を実現するための仕組みです。
クラスとはオブジェクトの状態・性質と機能をまとめたもので、
オブジェクトを作るための設計図と例えられることが多いです。
簡単に言うと、必要なものをまとめて入れる箱のようなものです。
クラスの状態・性質をフィールド、機能をメソッドと呼びます。

本日の内容は、明日以降も学んでいくJavaでのオブジェクト指向の
ベースとなる重要な学習でした。
今までの学習と比べると、単にプログラムの記述方法ではなく、
考え方や概念のような内容なので難しいと感じました。
インプットだけだとどうしても理解し辛い内容かと思うので、
今まで以上に練習問題等のアウトプットを活用していきます。

ご覧いただきありがとうございました。
次回のブログもよろしくお願いします。