新人日記 2020 No.36

こんにちは。
くしゃみのしすぎで、そろそろ腹筋が割れてきてほしいと考え始めたナカミゾです。
新人日記35回目です。

昨日で東日本大震災が起きてから10年が経過しました。当時、皆さんはどのように過ごしていましたか?

私はまだ中学1年生でした。当時、4階建ての校舎の最上階に教室がありました。3月上旬と言うこともあり、校内では大掃除習慣に入っていました。ちょうどその日は教室の床にワックスをかけるため、机やイス、本棚など教室内の床の上にあるものすべてを廊下に出していました。教室内で体育座りをした私たちは、帰りの会を行っていました。帰りの会とは、翌日・翌週の予定の確認や連絡事項など、情報を共有する会です。座っていると地面からビリビリとしびれるような感覚があった後、ガタガタと音を立て、横にゆらゆらと大きく揺れ始めました。最初は、すぐにおさまるだろうと思っていましたが、時間が経つごとに揺れはさらに大きくなりました。

今までの避難訓練では「防災頭巾をかぶり、机の下に潜りましょう」と教わってきましたが、いざ本番になると防災頭巾はおろか、蛍光灯がむき出しで今にも天井から落ちてきそうな勢いでした。あまりの怖さに自然とクラスメイト全員は教室の中央に集まり、身を寄せ合いました。その後のことは記憶にありませんが、当時の恐怖は今でも覚えています。

あれから10年経ちました。地震が来るたびに当時の恐怖が蘇りますが、平和な日常では中々思い出しづらいことも事実です。常日頃から防災について考え、今一度見直さなくてはならないと改めて感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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