こんにちは、ナカミゾです。
新人日記26回目です。
今年も残すところあとわずかになってきましたね。先日、近所の方から大根をいただきました。最近は味噌ダレがかかったふろふき大根や、煮物、サラダなど、大根尽くしの食卓になっています。日本がまだ戦時中だったころ、「大根飯」と呼ばれるものを食べていた話を聞いたことがあり、気になったので大根の歴史について調べてみました。
原産地については諸説あるそうですが、地中海沿岸や中央アジア、中国ではないかといわれています。紀元前3000~2000年頃にはエジプトで食べられ、中国では紀元前500年頃、栽培が行われていたそうです。ヨーロッパ諸国で栽培が始まったのは15~16世紀頃だと考えられています。日本には中国から伝わったとみられ、「古事記」にある仁徳天皇の条に“大根”の文字を含む歌があったことから、奈良時代には大根が存在していたと考えられています。
大根と同じく、奈良時代から変わらない日本独自の習慣があります。日頃お世話になっている方々に感謝をし、新しい時も変わらないお付き合いを依願する挨拶状を贈ること、つまり年賀状です。手紙として相手に送っていたのは平安時代が起源とされ、明治時代からはハガキでの挨拶が主流となりました。今ではメールなどで簡単に送ることができます。
久しく年賀状を書いていなかった私ですが、今回は遠くに住む親戚に会えないこともあり、数年ぶりに年賀状を書いてみようと思います。改めて日本の古き良き習慣の大切さを実感しました。
今年の新人日記は今回が最後になります。
皆さま、お体に気を付けて良いお年をお迎えください。
最後までお読みいただきありがとうございました。