近頃はニュース等で、イルミネーションの点灯式や紅白歌合戦の出演者発表などを見かけます。そういったものを見ると、今年ももうすぐ終わりなのかとしみじみ感じさせられます。なにかと忙しくなってくる時期ですが、気を抜かず頑張っていこうと思います。
今回のテーマは、「全社員研修」についてです。
弊社では毎年一回、土曜日に一日を通して全社員が参加する研修があります。先週の土曜日がその研修の日でした。研修のテーマは「組織力の基盤強化研修」でした。研修は外部の講師を招いて、社外の会議室で行いました。いくつかのグループに振り分けられ、グループワークなども交えて研修が行われました。
午前は「持続的成長を促す組織力強化」ということを学びました。
まず会社で働くということは、金銭的報酬や地位的報酬、第3の報酬というものを得ることができるそうです。では、第3の報酬とは何でしょうか。第3の報酬とは先にあげた2つの報酬以外で、「承認」「一体感」「貢献」「成長」の4つの要素で表すことができます。研修では、個人個人が仕事について大切にしていることを考え、
それをグループでシェアすることで各4つの要素のプロセスを実感することができました。そして、第3の報酬とは「自らが作り出せる心理的報酬である」ということを学ぶことができました。
午後は「組織的問題解決」ということを学びました。
このテーマでは、「Action Learning」(以下AL)と呼ばれるワークを行いました。ALでは、決められたルールやいくつかの役割があります。進め方の中でも大切なのは、質問中心であるということです。問題提示者があげた問題を、他のメンバーがその問題に対して質問することでより明確にしていきます。質問は全メンバーが言わなければならないため、私も質問を行いました。普段このような会議の場では経験が浅い若手社員などは物怖じしてしまい発言が控えめになりやすいですが、ALであれば全員が質問するというルールがあるので、発言しやすい雰囲気があります。また、普段聞きづらい疑問点も質問という形で聞くことができるので、組織の問題について私のような若輩者でも、詳しく理解することができます。多くの質問を経て問題の再定義も行うため、様々な意見を取り入れた問題を全員が共有することもできます。ALの途中には、振り返りの時間もあるのでチーム意識がより高まります。
一年目の私はもちろん初めての全社員研修でしたが、雰囲気もよく様々なことを学ぶことができました。会社という組織の一員だという自覚をしっかりと持って、今後もスキルアップを目指していきたいと思います。
本日は以上です。