こんにちは、フジイです。
雨や曇りが続いていましたが、ようやく晴れの日が戻ってきましたね。暑さも戻ってきたので水分補給を忘れないようにしましょう!また、運動不足を最近感じ始めたので、毎日の歩く距離を少し増やそうかなと考えています。
本日の内容は、セキュリティ研修についてです。
弊社では情報セキュリティ委員会というものがあり、委員会の主催で毎年行われています。今回の研修で改めて情報セキュリティについて学ぶことができたので、少しお話させていただこうと思います。
今回の研修では始めに動画を見ました。
内容はインターネット上の「偽警告」についてでした。みなさんは「偽警告」というものを知っているでしょうか。どういったものかというと、ブラウザ上でインターネットなどを閲覧していると警告音のようなものが出て、画面上に「ウィルスに感染しています!こちらに電話をしてください」といったようなポップアップが出たりします。そして、これらは消そうとしても消せなかったり、再度表示されたりといった仕組みになっています。そして、電話をしてしまうと遠隔操作ソフトを入れるように誘導したり、サポート契約を結ぶように指示したりします。
こういったことを詳しく知らない人からしたら怖くなって指示に従ってしまってしまうでしょう。しかし、あくまで"偽"警告といわれているように警告内容は全くの嘘です。警告音を鳴らす仕組みもBGMを流す仕組みと同じでパソコン等の音量を下げると消えます。ポップアップにしてもブラウザの仕組みを巧みに利用して操作を受け付けないようにしたり再表示させるようにしているだけです。
では、遭遇してしまったらどうすればいいのでしょうか。まずは落ち着いて偽警告の内容を信じないこと。
そして、消すにはどうしたらいいかというと「Windowsキー」などからパソコン自体を再起動したり、タスクマネージャーからブラウザを消したり、「Alt」 + 「F4」 でブラウザを消すといったことがあげられます。
しかし、身内の人などが知らずに偽警告に騙されて連絡してしまい、遠隔操作ソフトをインストールしてしまったり、契約を結んでしまった場合などもあると思います。そういった場合もいくつか対処をしなければなりません。
まずは、遠隔操作ソフトがインストールしてしまった場合、すぐにアンインストールするようにします。放置しておくと勝手にパソコンを操作されてしまい、更に情報を抜かれてしまったりウィルスを本当に入れられてしまうこともあるからです。
次に、契約等でクレジットカードを利用してしまった場合、そのクレジットカード会社にも相談しておかなければなりません。
そして、こういったことは消費者センターに必ず相談することも大切です。
前述した対処法やこれからどうしたらいいかを教えてくれるはずです。また、IPAなどの情報システムに関する機関に相談するのもいいでしょう。
近年ではスマホでも同様の偽警告に遭遇するといったケースも多くなっているので注意しましょう!また、研修では他にもインターネット上のセキュリティにおいての10大脅威の紹介もありました。その中でランサムウェアも紹介されました。最近よく耳にするのでしっかりとした知識を付け対策していかなければなりません。こちらもスマホでの被害があるそうなので要注意です。
この研修を経て様々な情報セキュリティについて学ぶことができました。もはや他人事ではないことも多くなり、より一層気を付けていかなければならないと思いました。
本日は以上です。